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Channel: 別に危なくない法話 - 仏教・お寺メディア お寺のじかん
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冷たいご飯 – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.6 –

冷たいご飯 20代前半の頃、リリー・フランキーの「東京タワー」という本が流行った。 テレビドラマや映画にもなり、当時かなり話題になったと記憶している。 サブタイトルが、“オカンとボクと、時々、オトン”で、内容はその通りのリリー・フランキーの半生をつづった自伝的小説だった。 この本が面白いし泣けると聞いたモラトリアム横山も、例に漏れずこの本を手に取ったのだった。 気になる人は読んでみて欲しい。...

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長生きは、したくない – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.7 –

お釈迦様の誕生 仏教の祖、お釈迦様は釈迦族という部族の王様の子ども、王子として生を受けました。 母親の右脇腹から生まれ、すぐに立ち上がり、そのまま7歩歩いて「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)」と言ったと伝えられています。 生まれた王子を占った仙人は、涙を流し「残された寿命の短い自分には、王子の行く末を見ることが出来ないことが哀しい」といいました。...

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僕が旅に出る理由 – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.8 –

全く知らない場所へ行って、全く知らない誰かが、普通に暮らしている姿を見かけると妙に安心する。それは、洗濯物を干している姿だったり、スーパーで買い物をする姿だったり、子どもの手を引いて保育園に送っているだろう姿だったり。そんな普通の暮らしの普通の風景を旅先で見るのが好きだ。 ずいぶん前からそうで、なぜそんな風に思うのか自分でも不思議だった。しかし、最近なんとなくその理由がわかった気がする。...

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変わらないことを望むのは愚かなことだが – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.9 –

今年のお盆も無事に諸事を終えることができた。 ほっとしている。 最近は毎年お盆前になると「今年は無事に乗り切れるのだろうか」と心配し、食事に気を遣ったり、運動をしたり、休養を取ったりと、体調管理に気を配る。 それほどのことかと言われそうだが、それほどのことなのだ。 ワンオペ住職寺院では、お盆の職務を住職が全うできなければ、代わりになってくれる人はいないのだ。なぜなら、他のお寺も同様に忙しいから。...

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自意識過剰をこじらせ続けている – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.10 –

仏教でいうところの根本的な煩悩(苦しみの種)の中に、「慢(まん)」というものが挙げられています。 この「慢」というのは、自らを高くし他人を軽視する、自己中心的なおごり高ぶる心です。...

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生きづらさについて – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.11 –

皆さん、「生きづらさ」ありますかね? ありますよね。 「生きづらさ」がない人って、いないと思うんです。 平気そうに見える人でも、何かしら抱えて生きていたりするし。 一見、元気そうな人や明るい人のことは、底抜けに明るくポジティブだと思ってしまうけども、それぞれの立場で、それぞれの人生の中で、生きづらさを抱えているっていうのが、人間なんじゃないかなと思っています。 で、「生きづらさ」って何なんだろうと。...

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およそこの世のものは消滅可能性100% – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.12 –

ちょうどこの記事を書いている時に、人口戦略会議という民間有識者団体が「令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート―新たな地域別将来推計人口から分かる自治体の実情と課題―」というレポートを発表し、話題になっています。 特に、このレポートに登場する「消滅可能性自治体」という言葉というか、区分が話題になっています。...

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やたら気が強い祖母の話 – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.13 –

先日、生まれて初めて「喪主」になった。 通夜葬儀の現場では、これまで専らに式を執り行う立場だが、逆の立場になってみると気づくことも色々とあった。 でも、今回書きたいのは、そんな私の薄っぺらい気づきではなく、亡くなった祖母の話だ。...

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『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』【書評】 – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.14 –

たまには本の紹介でもしてみたいと思います。 『自分とかないから。教養としての東洋思想』しんめいP (著), 鎌田東二 (監修) 完全に乗り遅れましたが読みました。 業界界隈で話題になっているだけと思っていたのですが、ところがどっこい4月の発行から半年たらずの9月の時点ですでに10万部を超えるヒットだそうです。 これ系の書籍としては、久々のヒットなのではないでしょうか。...

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正しく見ることの困難とそのままに生きる苦しみ – 横山瑞法の別に危なくない法話 vol.15 –

正しく考えて判断するための前提 八正道の一つ目に「正見(しょうけん)」が挙げられます。 八正道(はっしょうどう)...

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